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特集 2024年10月30日

NSP OMNIでレースにチャレンジ 2ND!


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 10月27日 今年も熊野SUPマラソン2024にNSPユーザーの皆様と OMNI14’0”×25”でレースにチャレンジしてきました。
 前日からウネリが入りだし今年は熊野らしいコンディションになりそうな雰囲気の中 大荒れが予想されるためコース変更の可能性も出ましたが、当日朝には地元漁師さんのOKも出て予定通りのコース15kmで午前9時ジャストにスタート!
 ショアブレイクを食らう事なく綺麗なスタートが出来、前の方のポジションに入れました。ただ軽いウネリはありつつも基本フラットな湾内3km。周りのレースボードにじわじわと離される。序盤だしフラットは無理せず我慢して丁寧にパドルして無駄な動きを少なくする事を心掛ける。湾内3km過ぎて外洋に近づくにつれて予想以上のウネリが届き始めやはりここは熊野だと実感、周りの選手が次々と落水し始めます。高低差で周りの選手がみえなくなるサイズのウネリはバックウォッシュでさらに複雑なり360°から押し寄せ、さすがに安定感抜群のOMNIでも容易ではありませんでした。安定を保ちながら短いピッチでとにかく折り返し地点まで。さあ気持ちよくDOWNWINDと行きたいところですが、熊野の外洋はそれほど甘いはずもなく、小さなウネリを見つけては兎に角ボードを止まらせない様に進みました。ここはOMNIの素晴らしいところで小さなウネリを容易に拾ってくれるし、ちょっとした重心移動で左右に軽快に反応してくれるところ、またフラットへの復元力の高さに何度も落ちそうなったシーンでも踏ん張ることが出来たのはまさにOMNIの性能に助けられたといえます。
 長い外洋が終わりに近づくといよいよ心臓破りの湾内3kmのフラット海面です。ここが本当にツライ!後方から迫りくるレースボードと漕ぎの勝負地点で疲れた体に鞭を打つ地点です。ここは以前 兵後選手が語っていた 疲れた時にこそ以下に落ち着いて正確に漕ぐことが出来るかが大切!との言葉を思い出し、残り少ない体力を振り絞って冷静に丁寧にパドルすることを心掛けました。結果的には1艇のレースボードの方に抜かれはしましたが、しっかりと伸びよく走ってくれるOMNI14fに助けられ無事にゴールができました。
 今回2度目のOMNIでのレースになりましたが、改めてただのオールラウンドボードではないOMNIのポンテシャルの高さを再認識することが出来たとともに とてもとても良い経験をさせてもらった忘れられないレースとなりました。
                ON'S COMPANY 松井重樹


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